この章では、より多くの売上をあげるための“セールスの改善方法”や“販売のコツ”に関して紹介していきます。
最初は、読者さんにとっての「費用対効果」を上げるという方法です。
①価格を下げる
読者さんにとって、
価値>価格
となった時に、セールスは成約します。
「お金を支払っても、それ以上の価値が手に入るから買う」、モノが売れる時というのは、必ずこの状態になっています。
とすると、より成約しやすくするということは、価値を上げるか、価格を下げるか、この2つということになりますね。
まずは、簡単に出来る方の「価格を下げる」というところから見ていきましょう。
売れ行きがあまり思わしくない場合は、価格が、読者さんのニーズに合っていない可能性があります。
ですので、「価格を下げる」のが選択肢の1つです。
まずは、あなたの創ったコンテンツを作るのに費やしたコスト、これを大体の目安で良いので、見積もってみましょう。
見積もった結果、作るのに、20万円くらいのコストがかかっているとしたら、その10分の1の「2万円」を販売価格にします。
作成コストの10分の1、というのが目安ですね。
普通に考えて、これは「20万円くらいの教材でしょ」と思えるものが、2万円で売られていると、圧倒的に「価値>価格」なので、飛ぶように売れます。
そして、10個売れた時点で、コストは回収できるわけですね。
さらにその後も売れ続けるので、最終的に、費やしたコストの何倍以上もの利益を回収することが出来るわけです。
これが、はじめから作成コストと同じような値段にしてしまうと、「価格≧価値」となるので、下手をすると1個すら売れない、利益を回収できない恐れもあります。
価格については、作成コストの10分の1、これを目安にしてみてください。
②コンテンツを改善、追加する
成功している情報販売者が、必ずしていることが、「コンテンツの改善、追加」です。
情報販売というのは、一度セールスを開始したら、それで終わり、ということではありません。
むしろ、どんどん、コンテンツを見直していくべきです。
もちろん、読者さんにとって、役立つ部分はそのままでいいのですが、
- 自分の目で見て、クオリティが低く感じるところ
- まだ追加が出来るところ
- 時間の変化に合わせてアップデートが必要なところ
- アンケートを購入者にとってみて、要望や不満が多いところ
などについては、積極的に改善、追加を図りましょう。
そうすることで、以前は、購入に至らなかった読者さんも、価値が増えてくることで、再検討し、購入に至るケースもあります。
また、コンテンツがどんどん改善されることで、購入者の方が、あなたのより濃いファン、リピーターになる可能性が高く、さらに利益率の高い商品が成約しやすくもなります。
というように、情報販売がスタートした後も、コンテンツの改善、追加は狙って行っていくもの、と念頭においておくと、セールスの役に立ちます。