ここからは、販売ページの作り方について見ていきましょう。
ここまでの手順としては、①コンセプトを作り、そのコンセプトに従って、②コンテンツを作るところまで完了しています。
そして、コンテンツが完成したら、それを販売するために、販売ページ(LP、セールスレターなどとも呼ばれる)を作ります。
販売ページの作り方は、基本的に、アフィリエイトでセールス記事を書くことと、技術的にはほぼ変わりませんが、伝えるべき内容は格段に増えますので、手順をしっかりと踏んで作っていくことが大事です。
販売ページの役割
販売ページの役割とは、
- あなたが作ったコンセプトの価値
- あなたが作ったコンテンツの価値
この2つを、読者さんに魅力的に伝えるためのものです。
すでにあなたは、読者さんが魅力的に感じるであろうコンセプトを考え抜いた上で、コンテンツを作りこんでいますので、あとは販売ページで、漏れなく、その魅力を伝えれば良いという事になります。
そして、重要なポイントは、
読者さんは、販売ページだけで、買うか買わないかの判断をする
ということ。
情報商材の場合、読者さんは、テキストの中身を見たり、ツールの実際を使ったりした後で、商品を買うわけではありません。
読者さんが、買うか買わないかの判断材料に使うのは、基本的に販売ページだけ、です。
ですので、どれだけ良いコンテンツを作ったとしても、販売ページが全く魅力的でないものになってしまうと、100点のはずの商品が、10点くらいのものとして、読者さんの目に映るので、買われなくなります。
というように、販売ページは、デザインを凝りすぎたり、煽り言葉をたくさん並べる必要はありませんが、100点の商品の魅力を、100点のまま、漏らさずに読者さんに伝達するためのページとして、作っていく必要があります。
では、そのために具体的にどうするか。次の項目で解説します。
ライティングの重要ポイント
販売ページで、コンテンツの詳細をしっかり書く。
当たり前のようで、ここが、大事なポイントです。
注意すべき点として、あなたの頭の中には、コンテンツの詳細が分かっていますが、読者さんには、それがマッタク伝わってない状況にあります。
それを、文章、イメージ図で伝えるのが、販売ページです。(主に文章)
「ここまで書かなくても、分かってくれるでしょ…」というように、手を抜くのではなく、
- コンテンツの機能を書き、(どういうコンテンツか)
- さらにコンテンツのメリットを書き、(なぜそれが良いのか、他の商品とどう違うのか など)
- 最後に、コンテンツを得る事でのベネフィットを書く(読者さんにとって、どう役立つのか)
ここまで書いてはじめて、商品の魅力が、あなたから読者さんに伝わるということです。
機能⇒メリット⇒ベネフィット、
このように、コンテンツの持つ要素を分解して考える事、そしてライティングすることを、
「FABフォーミュラ」といい、これはマイケル・フォーティンというマーケターが提唱した方法です。
- F:features(機能)
- A:advantages(利点、メリット)
- B:benefits(ベネフィット)
この3段階を意識して、コンテンツの価値を伝えていくのが大事です。
“機能だけ”を説明しても、読者さんには、それが価値として響きません。
例えば、
セールスページ「3か月間の手厚い添削サポートが付いています!」
読者さん「はあ、そうですか(それの何がすごいの…?)」
というように。
「3か月間、回数無制限で、あなたの記事を添削します。(機能)
本来、この添削サービスは、コンサルティング料金(15万円相当)をいただいて行っているのですが、この教材に参加された方には、無料で提供します。
たった4,980円の教材で、ここまでサポートの付いている企画って、なかなか無いですよ。(利点)
月100万円稼いでいる、現役アフィリエイターの私の目から見て、成約率が下がっているポイント、また、成約率を上げる具体的な方法をビシビシ指摘しますので、成果を圧倒的に早めることが出来ます。もう改善方法で迷ったり、悩んだりする必要は、1秒もいりません。(ベネフィット)」
F⇒A⇒Bの3段階で書くことで、コンテンツの価値が伝わりやすくなります。
コンテンツの1章ごとや特典の1つごとに、こうした要領で詳細を記していきましょう。
まとめ
- 販売ページは、読者さんに、コンセプト・コンテンツの価値を伝えるもの
- 機能だけを書くのではなく、「機能⇒利点、メリット⇒ベネフィット」の順で、しっかりと伝える
この2点がポイントです。
この2点をおさえたうえで、販売ページの具体的な作り方を見ていきましょう。