情報起業のポイントを理解していただいたところで、次は「コンセプトの作成」に入っていきましょう。
実は、情報起業の中で、最も大事な部分が、この「コンセプトの作成」です。
これは本当に大事です。
コンセプトさえ、バッチリ決まっていれば、「こんな商品、ありますよ」と読者さんに提示しただけで売れていく。
そうしたことも実現するので、極論、集客やセールスすら不要になることもあります。
「コンセプトが一番大事」。
これはこのサイトを通じての一番の主張点でもあるので、ぜひおさえてくださいね。
では、その売れるコンセプトとは何か?
この記事で見ていきましょう。
売れるコンセプトとは?
結論を先に言うと、
「①誰が(販売者)②誰に(ターゲット)③何を(コンテンツ)、提供するかが明確に決まっている」
これが売れるコンセプトの第1条件です。
コンセプトについては、実はもっと色々と考えるべきポイントがあるのですが、スタートになるのは、まずこの3つだと私は考えています。
この①から③、3つの要素がすべて明確になっていて、外れている部分が無い。
コンセプトを見た瞬間に、「あ、これは売れそうだね」というのがわかるのが、良いコンセプトになります。
自社コンテンツの販売で、よくある失敗が、このコンセプトを作成せずに、
「とりあえず、自分の持っているノウハウを教材化しました」⇒「とりあえず、販売しました」⇒「全く売れませんでした」
というもの。
この場合は、「ターゲットが誰か、何を欲しているか」ということを全く見ずに、コンテンツを作ってしまっているため、売れないということです。
必ず事前に、上に記したコンセプトの3要素を決めたうえで、コンテンツや、販売ページ、セールスメールなどを作っていく必要があります。
表現をかえていうと、このコンセプトが決まってないと、
- どんなコンテンツにする?ボリュームは?価格は?
- どんな販売ページにする?デザインは?ライティングは何を書く?
- どんなセールスメールにする?訴求点は?販売スケジュールは?
こうした事が決まらないし、統一感も図れないのです。
そして、モノを作るたびに、手戻りが発生することになります。
当たり前のようですが、コンセプトをまず最終確定させる必要があり、モノ作りはそれから、ということです。
まず「誰が、誰に、何を」を決める
繰り返しになりますが、
「①誰が(販売者)②誰に(ターゲット)③何を(コンテンツ)、提供するか」
を決めることが、コンセプト作成の第1歩になります。
例えば、
- 専業トレーダーという経歴を持つ自分が、(誰が)
- メルマガ読者さんのうち、上級者といえる技術を身に付けた方に対し、(誰に)
- 年利100%のシステムトレード構築法を、3か月間のマンツーマンのコンサルティング(30万円)で提供する(何を)
というように。
あなたが作りたい情報商材(コンテンツ)は、どういったコンセプトなのかを書き出してみましょう。
それが全てのスタートです。
まず、書いたコンセプトを読み返してみて、不明確であるとか、ズレがないかを確認してください。
「なんかアフィリエイトの教材を作りたいな」
では、ダメです。笑
”あなた”がそれを作る理由、どんなジャンルのどんなレベルの方に売るのか、何を達成するコンテンツなのか・・・といったことが決まっていないからです。
そこを明確にしたうえで、次のコンセプト作成のステップに進みましょう。
「誰が、誰に、何を」を決めた後は?
この3つを決めた後は、さらに、
- 誰が(⇒販売者の詳細(実績・権威性))
- 誰に(⇒ターゲットの詳細(ジャンル、属性など))
- 何を(⇒コンテンツの詳細(ポジション、ベネフィット、ネーミング))
というように、それぞれに分けて、細かく決めていくことになります。
きめ細やかで、計画性の高いコンセプトが完成した時、それはセールスする前から、成功が見えている情報販売になります。
ですので、まずは、
「①誰が②誰に③何を、提供するか」
をしっかりと決めておく。
そのうえで、さらにやるべきことを、次からの記事で見ていきましょう。