自分の持っているノウハウをコンテンツ化し、販売を行う“情報起業”。
この情報起業を行うことで、多大なメリットが発生します。
メリットを深く理解したうえで、作業を進めていくと有益になるので、
ここでは、情報起業の７つのメリットについて、整理しておきます。
１．コストがかからない
情報起業の最初のメリットは、コストがかからない、ということ。
通常、ビジネスを起こす際は、場所、人、モノなどを準備する必要がありますし、
そのために融資を受けたり、資金繰りにも注意する必要がありますが、
情報起業の場合は、これが一切必要ありません。
ごく単純化して言うと、ノウハウをPDFに記し、売るだけ。
場所代も、人件費も、原材料費もかかりません。
動画やツールを作るにしても、基本的には同じことです。
こうした、コストがかからないというハードルの低さが、
情報起業の大きな特徴です。
２．効率化につながる
もし、あなたがモノを教える仕事をしているのであれば、
それをコンテンツにまとめて、情報として販売することを視野に入れておくべきです。
対面で１人１人にモノを教えるよりも、圧倒的に手間が減り、
かつ多くの方に、あなたのノウハウを手にとっていただける機会が増えるからです。
そうすることで、あなた自身により、収益と時間の自由が生まれ、
よりクオリティの高い仕事を生み出すことも可能です。
どうしても、対面でないと指導できない部分については、
コンサルティングの機会を別途設けて、そちらも販売するなどすると、
あなたの収益化にもつながりますし、受講生の利便性も上がります。
３．自動的な収入になる
一度、コンテンツを作成することが出来れば、あとは自動で売れていきます。
自社サイトから売れていったり、アフィリエイターが販売してくれることで、
24時間、あなたがセールスの作業をすることなく、売れていきます。
例えば、高めのアフィリエイト報酬を設定すると、
あなたの商品を販売したいと思うアフィリエイターが増え、より売れていくでしょう。
コンテンツ化、そして、集客・販売のところまで整備できると、
完全に自動的な収入として回っていくことになります。
４．利益率が高い
人の商品を販売代行するアフィリエイトでは、
報酬の割合は、モノにもよりますが、価格の50％などになったりします。
しかし、情報起業の場合、自分でその商品を販売したとすると、
利益はまるまる自分のものとなるので、アフィリエイト以上の収益になることが多いです。
私自身の例でいえば、月収200万⇒月収1,200万、というように桁が変わったりもしました。
アフィリエイトで稼げるようになったプレーヤーが、
次に自社コンテンツの販売を目指すのは、この理由も大きいですね。
５．ブランドや知名度も上がる
自社コンテンツを持っている、販売の経験がある、ということは、
情報発信者としての１つの実力となり、あなたのブランディング、知名度アップにつながります。
次のステージに上がるために、情報起業を１つのタスクとしてこなす。
それくらいのイメージで取り組まれると良いかもしれません。
６．集客の役にも立つ
ブランディングと関連して、あなたが商品を販売開始した時、それが売れ筋になると、
あなたの名前や、サイト、商品名が、一気に広く知られることになります。
そうすると、あなたの名前やサイト名が多く検索され、
多くの新規読者が集まる、ということもよくあります。
集客⇒販売、というのが、通常のビジネスの流れですが、
集客を行うために、まず情報を販売してみる。
この逆転の発想を持っておくと、役立つ局面もあるでしょう。
ちなみに、集客目的のための情報販売を行う場合、
アフィリエイト報酬をかなり高く設定（70～80％）しておき、
アフィリエイターに売ってもらう。
その後、購入者リストや、あなたのサイトへの読者が集まったところで、
あなたの利益率が高い商品をセールスする（バックエンド）、という方法があります。
７．ジョイントベンチャー（ＪＶ）も出来る
情報販売をする場合、あなたが全部のノウハウを構築する必要はありません。
もし、あなたのほかに有力なノウハウを持っている方がいる場合や、
あなたの専門以外の分野で、情報を販売したい場合は、
情報を持っている他の人と組んで、情報起業する
という、ジョイントベンチャー（ＪＶ）と呼ばれる方法があります。
この方法を使えば、理屈上は、無限にコンテンツが作れますね。
ただ、ジョイントベンチャーを行うには、情報起業したことがある、
という経験や、実務上の知識があった方が良いので、
まずは、あなた自身が情報起業を行ってみることが望ましいといえます。
まとめ
以上の７つが、情報起業のメリットです。
読者さんの役に立つ情報販売を行うことで、そこから生じるデメリットというのは少なく、
反対にこれだけ多くのメリットがあるので、ぜひ、積極的に情報起業に取り組んでみましょう。