準1級の対策・参考書

本ページでは、「S-CBT(=パソコンで受験)」の内容で解説します。
しかし、使う参考書や対策は、「従来型」と何ら変わりません。

準1級の問題構成(S-CBT型)

技能 時間 難易度評価 特徴
スピーキング 約15分 ★★★★☆ 録音式
リスニング 約30分 ★★★★☆ 語彙・話題とも難しい
リーディング ※Writingと計90分 ★★★★★ 語彙が最大の壁
ライティング ↑同じ90分内 ★★★★☆ 要約+英作文
合計 約135分

各技能ごとに「7割以上」を得点できると合格できるイメージです!
不得意分野を作らない、ことが必須となってきます。

各問題について

① リーディング

大問1:短文の語句空所補充 18問

いわゆる語彙問題です。4択から適切な単語・熟語を選びます。
日常英会話ではあまり使わないような抽象語・学術語・社会問題関連の語彙まで要求されます。

大問2:長文の語句空所補充 6問

説明文・評論文などを読み、文脈に合う選択肢を入れます。
単語だけでなく、「前後の論理関係はどうなっているか」を読む力が必要です。

大問3:長文内容一致 7問

長めの英文を読んで、内容に合う選択肢を選択します。
S-CBT型では、パソコン画面で長文を読む必要があり、手元にメモを取りながら進める要領です。

② ライティング

英文要約 × 1問

英文を読んで、その内容を英語で要約します。(60-70語)

意見論述(英作文)× 1問

与えられた社会的なテーマなどについて、自分の意見と理由を英語で論述します。(120-150語)

S-CBTの場合、「紙への筆記型」または「タイピング型」を申込時に選択できます。

③ リスニング

Part 問題数 内容 難易度
Part 1 12問 会話の内容一致 ★★★☆☆
Part 2 12問 説明文・講義など ★★★★★
Part 3 5問 Real-Life形式 ★★★★☆

社会・教育・科学・環境など、ある程度抽象的な話を英語で聞いて理解する必要があります。

S-CBTではヘッドセットで聞き、PC画面上の選択肢をマウスでクリックします。周囲のスピーカーから流れる音ではなくヘッドセットで直接聞けるので、形式に慣れればやりやすい人も多いでしょう。

④ スピーキング

内容 問題数 難易度 何をする?
① ナレーション 1 ★★★★☆ 4コマの展開を説明
② Q&A No.1 1 ★★★☆☆ イラストに関連した質問
③ Q&A No.2 1 ★★★★☆ 自分の意見を述べる
④ Q&A No.3 1 ★★★★☆ 社会的テーマへの意見
⑤ Q&A No.4 1 ★★★★☆ 社会的テーマへの意見

PC画面を見る → 問題を確認 → マイクに向かって話す → 録音

という方式です。

準1級なので、単純な日常会話ではなく、ある程度まとまった内容を話したり、社会的なテーマについて自分の意見+理由を即座に英語で説明する能力が必要になります。

ただし、「英語は話せるけれど外国人面接官を前にすると緊張する」という人には、S-CBTの録音式はむしろ相性がいい可能性があります。

参考書ルート

順番としては、

  1. 語彙力の強化
  2. リスニングの強化
  3. 英作文の強化
  4. リーディングの強化
  5. 直前対策/S-CBT型に慣れる

がおすすめです。

語彙力の強化

出る順で最短合格!英検準1級 単熟語EX

他の単語帳に比べ、より語彙問題に強くなれるよう、内容が充実している点が特長です。

リスニングの強化

最短合格!英検準1級 リスニング問題完全制覇

もちろん音声も無料でダウンロードできます。
他教材より、発音がしっかりしているため、学習に向いていると言えます。

英作文の強化

最短合格! 英検準1級 要約&英作文完全制覇

リスニングと同じく“完全制覇シリーズ”です。2025年刊で新形式に完全対応。英文要約の実践問題15問+英作文20問を収録しています。

特に優れているのが、英作文で使い回せる「コンテンツブロック」という考え方。テーマ別に「この論点ならこの表現」という材料を蓄積できます。

リーディングの強化

1カ月で攻略! 英検準1級

リーディング・パートの攻略方法に優れているのがこの1冊です。
総合対策本でもあるので、他のパートについても習熟できるのは利点といえるでしょう。

直前対策/S-CBT型に慣れる

最後に、過去問題を解いて、本番に臨みましょう。

2026年度版 英検準1級 過去6回全問題集

S-CBT型に慣れたい方には英検S-CBT専用 英検準1級予想問題ドリルもあります。

最後に

正答率7割を目指して、効率的に頑張りましょう!

  1. 語彙力を最優先で仕上げる
  2. 長文は「全部理解する」より「根拠を探す」
  3. ライティングを「得点源」にする
  4. リスニングは「先読み」で勝負する
  5. 分からない問題は捨てて良い